11/19 営業再開・再入荷のおしらせ。

本日19日の再開が遅くなって申し訳ございません。再入荷の商品準備に手間取っておりました。ながらくお待たせしましたところ、全般に2割を超える値上げの程、まことに心苦しく思います。諸式昨今の事情、ご理解の程、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
従来の高い品質は保証いたしますが、以前との若干の異同は、お含みおきいただければと思います。筆に使用する毛は、一般に年数がたったものほど良いとされます。その点、多少の使用感の違いはあると思います。年々、良質な原材料の入手が難しくなってきている現実がありますが、精選の上、ある程度の年数は寝かせた毛を使用してもらっております。お手元で長くお使いただくうちに、コシや粘りが加わってくるものと思います。筆を傷めず長持ちさせるためには、墨汁ではなく是非、固形の墨を磨ってお使いください。また、鋒鋩の細かい硯がお手元にない場合は、陶製の絵皿などで筆先を整えるなどしてお使いいただきますと、より筆鋒の状態を保てると思います。

今回は再入荷の筆以外には、新作の筆が一種類あります。新作と言っても、よく知られた形式の筆ではあります。この筆については準備が出来次第、店頭にてご紹介いたします。

三泊四日といえば、観光旅行では十分な日程かもしれませんが、商用の旅となるとタイトなスケジュールとなります。移動距離も長く、あまりゆっくりとは出来ななかったのですが、上海を起点に、蘇州、揚州に行きました。

写真は蘇州、獅子林周辺の”ケンタッキー”。看板がなにやら格調高いです......蘇州では、なんどか仕入れをしていた表具材料店が無くなっていたり、揚州では筆店の場所が移転していたりと、久しぶりに行くとやはり変化があります。やはり遠くとも足を運ばないといけないなと、思うばかりです。
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11/15-18 臨時休業のおしらせ

いつもお世話になっております。急で申し訳ございませんが、明日15日木曜日より18日の日曜日まで、臨時休業いたします。
ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承ください。
所用で上海方面に出かけます。ギリギリまで日程の調整がつくかわからなかったので、ご報告が直前になってしまいました。今行かないと、暮れまで日程が採れそうにないことと、再入荷の筆を検品、入荷しにいきます。今回は在庫切れになって、ながらくお待たせしている筆が何種類かあります。

その昔は人件費が安く、材料費が高かったので、小さな筆は材料費が安いため安く、大きい筆は材料をたくさん使う分、それなりに高いものでした。ところが近年は材料費とともに、人件費が高騰してきたため、小さな筆の値段が特に騰がったように思います。こればかりは時代の流れでいかんともしがたいものがあります。

その昔の書道用品店は、大陸の筆が安かったので、大量に注文して在庫しながらゆっくり売る、という事が可能でした。そうした書道用品店も、近年は倒産するところがちらほらとあり、眠っていた在庫が市場に放出されることがあります。それは品質がよければ確実に割安、であるとは思います。現在、あらたに作った場合、とてものこと、昔の値段とはくらべものにならないくらい、高くなってしまいました。昔の店頭小売価格が今の仕入れ値、という筆も珍しくありません。倒産処分品も、いずれ市場から消えるでしょう。新たな筆が高くなった分、なるべく損耗させないように使うに越したことは無いでしょう。
筆を長持ちさせるためには、墨汁ではなく固形の墨を使う事が一番です。墨汁はどうしても毛を傷めてしまいます。
安価に紙、筆を大量生産し、墨汁でもって大量消費をしていたのが少し前までの”書道”ですが、それを継続するのは、経済的にも今後はますます困難になってゆくでしょう。書道用品業界の国内市場の縮小は避けられない事で、それに加えて質的な転換も迫られてきていると感じています。

店主 拝
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営業を再開いたします。

ながらくの休業でご迷惑をおかけいたしました。10月30日より、営業を再開しております。どうぞご利用ください。
帰国後も若干あわただしく、こちらでの営業再開のおしらせが遅くなり、申し訳ございません。今回は所用での香港、深圳への渡航であり、正直言って文房四寶的には見るべき収穫はないのですが、何かと話題の深圳の今を垣間見る機会となりました。

深圳という街は、大陸の歴史上でもっとも新しい大都会です。深圳は広東省に位置しますが、広東語を話す広州や香港、などの諸地域と異なり、深圳では大陸の普通語(北京語)が主に使われます。それは湖北や湖南、四川、江西といった、内陸から来た人々で人口が構成されている、という事が理由のようです。地方出身者の流入により、言語の標準化が進むという点では、高度経済成長期の東京、関東圏に事情が近いように思われます。

深圳というと、大陸でも先進的な大都会、というイメージを持たれている向きもありますが、個人的な印象では大陸の二線、三線級の都市、いわゆる地方都市をギュッと寄せ集めたような雰囲気ではあります。
大陸の昨今、取り立てて古都としての観光資源の無い地方都市などは、古い町並みはすっかり壊して高層の集合住宅が林立し、いたって没個性的な景観を呈しております。その巨大化したのがさしずめ深圳、というところでしょうか。より端的に言えば、巨大な田舎町、というところなのかもしれません。
比較的歴史の浅い上海であっても、それなりの時間の蓄積が巷巷にみられるものなのですが、深圳はそれが無いのですね。近代的であるかもれませんが、現代的とまでは言い難い。洗練された都会文化を生む域には達していないのが今の深圳、という印象があります。

伝統文化の面ではまったくもって面白みのない街なのですが、あるとき宿泊先の路地で墨書を広げている男性がいるのを目撃しました。たぶん趣味だと思いますが、みればなかなかの腕前。
深圳でこうした人を観るのは初めてだったので、思わず立ち止まって見入っていたら「書が好きなのか?好きなら勉強しないか?」と誘われました..........非常に魅力的な提案ではありますが........「好巧夫!」とだけ賛辞を送って立ち去りました。いやまったく、時間があれば基礎から書を学びなおしたい、と思う事もしばしばです。

ともあれ、深圳、香港での滞在記はまた後日。
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10/29まで、臨時休業いたします。

いつもお世話になっております。やや急ですが、10月29日まで臨時休業いたします。ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承いただければと思います。

 

 

 

今回は、文房四寶とあまり関係ない用事で、香港、深圳に行きます。筆墨関連の収穫は望み薄ですが、何かと話題の大陸深圳という街を久しぶりに見てくるのも、今後を考える上で意味のある事ではないかと考えています。

 

 

店主 拝

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営業を再開いたしております。

台風21号による停電のため、6日より営業を休止しておりましたが、一昨日より再開いたしております。いろいろと整理があり、こちらからのご連絡が遅くなり、またながらくご不便をおかけして、まことに申し訳ございません。

豪雨、台風、そして今回の北海道の地震。局地的な災害に多く見舞われております。日本に住む以上、災害に遭う可能性のない地域はどこにも無いのではないかと思われます。同じ日本に住むものとして、対岸の火事、というわけにはいかないところだと思います。杞憂、という言葉がありますが、こと日本における地震水災害に関しては、杞の人の憂いというわけにはいかない、現実的な脅威でしょう。

今回は四日の午後に停電し、夜11時ごろにいったん復旧、朝起きるとまた停電しており、7日の昼頃まで停電していました。7日、8日と用件で兵庫県に出張しており、また台風にからむ整理などもあり、再開が遅れてしまいました。

※携帯電話からご注文のお客様で、当方からの返信メールが、セキュリティでフィルターされて届かない場合がございます。設定に関しましては、キャリア、端末によって違うと思いますので、お近くの携帯販売代理店にご相談ください。

今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

店主 拝
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臨時休業のおしらせ

いつもお世話になっております。

 

 

予想外に停電解消に時間がかかっておりますようで、在庫確認、出荷作業に時間を要しております。

おそらく本日中には送電が再開されると思われますが、確実なところは確認できておりません。

そこで5日付でご注文いただいた商品の出荷を持ちまして、いったん停電回復まで臨時休業させていただきます。

 

 

ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承いただければと思います。

 

 

台風の被害はもとより、北海道での地震の被害も心配です。

一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

 

 

 

店主 拝

 

 

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発送遅延のお詫び

いつもお世話になっております。

台風21号の影響により、商品の発送が遅れております。出来る限り早めの発送につとめております。ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご了承いただければと思います。

 

 

近所の木々も強風になぎ倒されて、裂けた生木の色も痛々しい光景です。昨日午後から家の方が停電しまして、昨夜遅く一度復旧したものの、今朝方再度停電いたしまして、完全復旧までに時間を要する見込みということです。

台風も自然現象なのでいかんともしがたいものがありますが、普段の備えが大切なのかもしれません。

 

 

店主 拝

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営業を再開いたします。

21日まで臨時休業の予定でしたが、本日より営業を再開いたします。どうぞご利用ください。

今朝の地震ですが、皆さま、ご無事だったでしょうか?私は大阪南部なので大したことはなかったのですが、大阪北部方面はかなりの被害がでているようです。余震に注意してお過ごしいただければと思います。
本来は休業中に渡航して、筆の検品・入荷をしたかったのですが、のっぴきならない用件で渡航をキャンセルいたしました。なんとか夏中には新しい筆を入荷したいと考えております。

店主 拝
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6/12〜21日 臨時休業いたします。

......6/12から6/21日まで、在庫整理と商品入荷のため、営業をお休みいたします。ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承ください。

新しい筆を入荷しますが、現在欠品、品薄になっている筆を再入荷します。工業製品と違って、手工業製品なので、前回ロットとまったく同じというわけにはいかないのが難しいところです。しかし昨今、書道用品業界全般の質的な凋落傾向の中にあっては、かなり高い水準で品質を維持してくれていると確信しています。これで価格も同じなら良いのですが.......こればかりはいかんともしがたいところがあります。巷間の人件費の高騰、物価の高騰と比較すれば、文房四寶に関してははまだしも穏やか、と言えるかもしれません。現在のベテラン職人は、むかし国営の製筆工場で働いていて、今は年金をもらいながら、物価の安い地方で筆を作っている、という事情も働いています。

昔に比べて大陸の筆や紙が悪くなった、という声を聞くことが多いですが、私の印象でいえばここ数年、価格も高くなりましたが、一部で質の高い製品をつくるところも出てきています。こういった製品は、職人の手から離れたときからすでにそれなりの値段がついているため、輸入して日本で販売するのが難しくなっている、という事情もあります。大陸経済の先行きに関しては、どうこういっても、あまり楽観できないですが、反面、70年代などに比べれば、全般的に格段に豊かになったのは事実です。(全体ではないにせよ)ゆとりのある生活を送れるようになった人々の一部が、書画篆刻といった古典文化に目を向ける中で、文房四寶に対する要求も年々高度になっている傾向が感ぜられるます。高価でも、品質が良ければ購入するユーザー層が生まれている、という事でもあるでしょうか。
日本国内に目を向ければ、70年代、80年代に大量に輸入されていた高い品質の文房四寶が、雪崩をうって大陸に還流していっています。その勢いを目の当たりにしていると、ただただ茫然とするよりありません。
往時、大陸で生産された品質の高い筆や墨、紙、あるいは硯のほぼすべては、外貨獲得のために日本へ輸出されたのでした。70年代初頭の鐵齋翁書畫寶墨などは、当時で5000円前後はしたものですが、大卒初任給が4万円の時代です。今の物価感覚にもどせば、2万円〜2万5千円はくだらないでしょう。それでも当時、書をたしなむ人々は競って買ったものでした。そう考えてみると、半世紀たたずにまったく価値観が変わってしまった、ということなのかもしれません。

大阪、とくにミナミを歩いていると、外国からの観光客の人の流れ、その勢いが衰えないなあ、という印象を持ちます。彼らは食文化をはじめとして、日本のさまざまな文化に惹かれてはるばるやって来られているのだとすれば、日本人としてうれしい気持ちもあります。そもそも海外に旅行する、というのは、おそらく異文化に触れることが一大目標になるのでしょう。和服を着て、日本の街を歩く美しい女性たちも目を引きます。日本の伝統文化が、海外の人に魅力的に見えるというのは喜ばしいことでしょう。世界に誇る日本の伝統文化、のようなこともいささか臆面不足なまでに、盛んにメディアに喧伝されまています。
初めて来日した海外の人にとっては、割りばしの箸袋だって珍しく目に映るかもしれません。しかし、いつまでもそうでしょうか。特に日本を気に入ってくれた人ほど。

ところでひと昔前の書道教室といえば、初学者は徹底的に臨書、とくに楷書の臨書に励んだものでした。楷書の基礎が無いと、行書や草書には進めない、と言われて我慢したものでした。初心者ほど、やはり流麗な行書を書いてみたい。あるいは仮名にも触れてみたい。という欲求があるものです。ところが現代は「まずはみっちり基礎を」式の教え方は大変不人気で、いきなり王羲之の蘭亭序とか、はたまた呉昌碩とか、気に入ったのを自由にやるのが良い、ということになっているようです。時代の流れでしょうか。近頃、私が通っていた大学の書道部の書展を観に行ったのですが、学生たちが自分の書いている作品の内容を読めないという事実に愕然としました。まあ、直接読めなくとも、注釈で確認するなり出来るでしょうが........適当に、黄庭堅や王羲之の一部を、文章の切れ目も関係なく抜き出して書いて得々としているのですね........自分が読めない文字をかいて書だという.......いよいよ書芸術もコンセプチュアル・アートに昇華したようです。漢文は、私のころは理科系でもセンター受験科目でしたが、今は変わったのでしょうか.......
幕末維新、都会のなまくら剣法が、実戦的な田舎剣法に文字通り太刀打ちできなかった歴史がありました。町道場は弟子のやる気の程度にあわせて、適当に目録、免許を与えていたのも、月謝がなければ経営がなりたたないので仕方ない一面があったといいます。自給自足の田舎道場はそんな必要がないので、ひたすら強さを追求できた、という事情もあります。平和な江戸時代、剣術が実用の手段ではないからこそ、ハク付けだけが通用したのでしょう。
毛筆で書を書くという行為に実用上の必要性が無い現代、書の稽古も果てしなく”自由”になってゆくのだろうと思います......是非はともあれ、それに一抹の危惧をおぼえるあたり、私も古い人間の部類に入ってしまったようではあります。
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端渓硯6面をリリースいたしました。

風の強い日が続いておりますが、連休中、いかがお過ごしでしょうか?

先日告知いたしました、端溪硯(新老坑4面、老坑水巌2面)をリリースいたしました。 発売とここでの告知に、若干の間が空いてしまって申し訳ございません。 ご覧いただければ幸いです。

夏に向けては、筆の新作・再入荷を準備中です。 文房四寶を取り巻く環境は年々厳しさを増していおりますが、うまずたゆまず、続けて行ければと思います。

今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

店主 拝

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