消費税率変更に伴う、価格改定のお知らせ

いつもお世話になっております。
10月1日の消費税税率変更に伴い、一部の商品の価格、ならびに送料を改定するよていです。弊店は内税価格にての運用ですので、皆様方にはなにとぞご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

今年はなかなか渡航のタイミングがとれないのですが、新しい筆や墨の制作の件もあり、年内のどこかで渡航することを画策しております。

ここ半年くらいでしょうか、中国では豚肉と果物の価格が高騰していることをよく耳にします。豚肉に関しては現在大陸ではアフリカ豚コレラが蔓延しており、果物に関しては天候不順や水災害が影響しているといわれます。とはいえ、物価上昇は豚肉や果物にとどまらず、食品全般に及んでいるようです。
これは米中貿易摩擦が影響しているという話があります。それもあるでしょうが、おそらくはここにきて大陸の金融緩和政策が影響しているのではないか?とも考えています。
2017年から大陸の不動産市場は下落を始めた気配があるのですが、実勢価格と公表価格に乖離があります。また高騰をあおりたい不動産デベロッパーは価格上昇の偽情報をわざと流したりもするので、大陸の報道や公表されているデータだけを見ていると、よくわからないところがあります。
しかし昨年1年間で香港の不動産市場は8%下落した、というデータがあります。香港の統計が信頼できるとすれば、大陸の不動産バブルも、少なくともピークアウトしたことは間違いないでしょう。香港の不動産市場に投資しているのは多くは大陸資本であり、香港の不動産相場の趨勢は大陸不動産市場の先行指標でもあります。

不動産バブルの崩壊は、その先に金融危機が待ち受けます。不動産バブルを延命ないしは安楽死させようと思えば、金融を緩和し市場に資金を流し込みつづけなければならないのですが、現にそれを人民銀行は実施しています。
凋落する不動産市場が吸収しきれない資金が、物価を押し上げている、という側面はあるでしょう。

大陸経済の先行きはともかくとして、筆や墨の製造原価も高止まりしています。筆でいえば兎毫や羊毫、筆管用の竹などが20年前の100倍ほどにも上昇してしまった、という事実があります。墨や、ある種類の筆などはもう日本で作った場合と大差ない状況でしょう。
そういった状況下で、あえて唐筆や唐墨を扱う意味については、これをさらに深めてゆかなければならないと考えています。

ありていに申せば、現在の日本で、書道用品店が廃業するなどして安値で放出される在庫品をキャッチした方が安い場合もあります。価格を見ると、その値段では今の大陸では工場の出荷価格をすら下回る場合もあり、まったくもってため息が出ます。
とはいえ、そういった過去に生産された品物もこれ以上増えることはないわけですから、やはり新しく作られる分も必要ではないかと思う次第なのであります。

引き続きご愛顧のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
落款印01


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